さぁ、今回は第2弾。

前回は、チェロをご紹介しましたので、今回はその相方であるチェロ弓を複数本ご紹介します。

1回目をご覧になっていないかたはコチラからどうぞ。

 

 

やはり弓といったらフレンチですね。

という訳で、ニクレスク氏が実際に使用していたフレンチ・ボウを2本Upさせていただきます。

 

 

Charles Nicolas Bazin (Vc)

 

 

丸弓・黒檀フロッグ・80.8g(実測)

商品詳細は→ SoundScape C.N.Bazin

 

弓製作の本場、ミルクールで製作された、バザンの逸品です。

弦に吸い付きながら、なめらかに滑って行くのは流石ですね、安心感が違いますし演奏に集中できます。

芯がブレず暴れないので、スピッカートなどもお手の物でしょう。

甘美で艶のある音色を引き出してくれる、最高級フレンチ・ボウといえます。

 

 

C.N.Bazin(1847-1915)

19世紀中盤〜20世紀初頭にかけて活躍した弓製作者で、フランス製作の歴史において欠くことの出来ない重要人物です。弓製作の本場ミルクールで生まれた彼は、12歳の頃から父の工房で助手として働き、成人前には父の死をきっかけに工房を引き継ぎます。3男のC.L.BazinやV.フェティークなど、多くの才能ある弟子を育てるとともに、楽器製作学校の設立のために奔走するなど、弦楽器職人の地位向上にも努めており、その功績は計り知れません。

 

 

 

 

Joseph Aubry (Vc)

 

 

 

角弓・牛骨・81.7ℊ(実測)

 

商品詳細は→ SoundScape Joseph Aubry

 

健康的で、非常に元気な弓という印象です。

コシもしっかりしていて、快活で勢いのある若者な感じがします。

力強さを備えているので音量が非常に出ますし、メリハリや輪郭がしっかり出てきます。

パワーのある楽器や、エヴァ・ピラツッィ弦との相性が良さそうな気がしました。

 

 

Aubry Joseph(1873-1937)

ミルクール生まれ。家具製作の見習いをしていたが、19歳で楽器製作へ転身。その後、精力的に修練と製作を続け、パリ市やメス市主催のコンクールでは賞を獲得するまでに成長。J.T.LamyやMarc Laberte(ラベルテ)の工房では、職工長を務めるまでにその腕を上げ、1926年よりLe Havreで製作活動をスタート。

今回紹介する弓は、かれがそのLe Havreに居た頃に製作されたチェロ弓です。

 

 

同じフレンチ弓、しかも時代がほぼ同じ時期のものですが、性格は対照的で非常に興味深いものがあります。

製作家の哲学や研究が垣間見える気がしますね。

この2本の弓、ぜひ皆さんも弾き比べに来てください!

江古田のバイオリン工房フェルマータでご用意をしてお待ちしています♪

お電話は0335577480まで。

 

 

次回はニクレスク氏のチェロ弓を更に2本、今度はドイツマイスター弓を紹介させていただきますので、お楽しみにっ!

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